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2006年2月 1日 (水)

勉強を始めよう!放送授業とテキストのしくみ

さて、入学が許可され授業料を納付したら、放送大学から印刷教材(テキスト)が送られてきます。そしていよいよ、放送授業が開始します。

学期完結型の放送大学では、4月1日と10月1日がそれぞれの学期の放送授業初日になります。土日祝日カンケイなし! 通う必要がないから当然ですネ。

もちろん、授業はビデオ、テープに録画・録音しておくことをオススメします。一回聴いただけでは消化できません。フリップなどやCGを使った解説もありますから、それをノートに書き写すためには、一時停止などの機能がとても便利です。わからなかった箇所は繰り返し聴いて理解を深めることができます。

しか~し。

ここからはナイショ話しですので、真面目な方はあまり読まないほうがいいかも(笑)。

私は放送授業をあまり熱心に利用しませんでした・・・(>_<)。特にラジオはまったくといっていいほど聴いていません。なぜなら、内容のほとんどは印刷教材に書かれているものと同じだからです。

どの科目の印刷教材も、全部で15章に分かれています。放送授業も全15回です。教材と放送授業は互いにリンクされていますから、教材の第1章の内容は、放送授業第1回目と同じ内容です。しかも学生に配布する教材をそのまま読むだけの講師が多いのです。ですから別の放送を聴かなくても、印刷教材をしっかり読み込こんでおけばOKな場合が多いのです。

ところが、そんな風に手を抜いていたあるとき、一筋縄では行かない事態が勃発しました。

あれは「ユング心理学」というラジオ授業の科目を履修したときのことです。ちょうど通信指導(中間テストのようなもの)の提出が差し迫っていた時期でした。印刷教材を片手に選択問題と格闘していたのですが、いくら教材を読んでも答えがわからない問題ばかりに出くわすのです。
まさかと思って、私は慌てて放送授業のテープを回しました。一本のテープを聴き終わったとたん冷や汗だらり(・_・;)。
そうです。その科目の放送授業では、教材に載っていない内容が延々と話されていたのです! 

問題が解けないのは当たり前でした。私は他の科目の通信指導をほっぽり出して、ためていたユング心理学の放送授業を聴きまくり、必死でノートを取りました。

こんなこともあるのです。やはり放送授業は、最低でも一回は聴いておかないとあきまへん(^_^;)。真面目な人が最後には勝つ。それが放送大学です。

でも実際、特にテレビの放送授業は面白いものが多いのでぜひ観てほしいと思います。例えば私が履修した「世界の教育」や、高橋先生の「国際政治」、「コミュニティ論」、「地球環境を考える」などは、世界各国の現状をテレビカメラとともに現地取材していますから、資料映像としてもすばらしいものばかりです。

英語のテレビ授業もなかなかのものでした。NHKのテレビ語学番組並みのクオリティの高さ。しかも一回の授業時間がNHKと比べて長いので、解説もていねいです。
ドラマや映画で学ぶ英語なんてのもありまして、同じドラマを同じシーンを、一回の授業の中で4、5回は流すという贅沢さです。もちろん、ドラマで使われた表現の応用コーナーもありました。

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