« 発表会・本番! | トップページ | 才能ってなんだ?? »

2006年9月20日 (水)

相対評価と絶対評価

今日はなんともイヤなタイトルになりましたが・・・。

さて、前回の記事で、歌の発表会について夫から辛口批評をいただいたという話しをしました。

具体的にどういわれたかと申しますと、

昨年に比べて(気持ちが)伝わってこなかった

でも、週に1回のレッスンであれなら、まあいいかな
※注: ↑これは褒めてるとは言わない。イヤミたっぷりだったし。

すごいショックでした。そして同時に、なにか解せないものがありました。彼は普段、あまりイヤミなもの言いをする人じゃないんです。でも、なぜか今回に限ってすごく批判的で皮肉っぽく、奥歯にもののはさまったような言い方をするのです。

心当たりがひとつだけありました。私の次に歌った人が素晴らしく良い出来で、聞く人の心を揺さぶる演奏をしていたことです。

多分彼は、その演奏と私の歌を比べているに違いない。

こう想像して、次に思い当たったこと。

もしかして、この1年にアイツはまったく上達してない、と思われてるんじゃなかろうか・・・??

そう思うとすごく悔しくなりました。少なくとも私自身の絶対評価のなかでは、昨年より高い音が出るようになっていると思っていたから。もちろん亀のような歩みではあるけれど、少しずつ少しずつ上達してるはずなのに。少なくとも自分自身では実感できてるのに。
もちろん本番で100%の力を出すのは難しい。だから確かに本番はヘタだったかもしれないけれど、でも、少しはうまくなっていることを、せめて夫には知ってほしいと思ったのです。

へこんでばかりいても突破口はない、と思いました。そして自宅から仕事中のダンナにメールを送って、今夜カラオケでリベンジするから、と宣言しました。

発表会の曲はカラオケにはなかったけれど、ふだんからよく歌っている曲をバンバン入れて、約2時間、ほぼ一人で歌いまくりました。以前にも聞いたことのある曲ならば、上達がわかってもらえると思ったからです。

そして

リベンジ成功!

「うまくなったね。高い声が出るようになってる」という言葉をいただきました。

そして夫が正直に胸のうちを告白してくれました。やはり、他人の演奏と私の演奏を比べてしまって、悔しくついつい批判的になってしまったことを。

夫が眠りに入ってから、私は一通の手紙を彼に書きました。

できることならば、せめて夫婦の間だけでも、
相対評価ではなく、絶対評価を心掛けて欲しいと思います。
相対評価なんて、外でいやというほど、
望まなくてもイヤというほどされてしまうものだから。
相対評価は、仕事や世間だけで、充分です。

他者とと比べることだけが、評価ではないはず。
もちろん、私自身もしっかり覚えておかなきゃならないことです。

|

« 発表会・本番! | トップページ | 才能ってなんだ?? »

心と体」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

そうですよね。
自分にとっての到達点、てのが評価されるべきで、他者と比べてどうの、てのは、それは状況(と集団)によって変わってしまうものだから、評価される側にとっては、不当に低く(場合によっては高く)評価されてしまう。
自分のいる位置、てのが、自分の状態に依らずにころころと変わってしまう、というのは、精神的にも、とても不安定です。
比較するべきは、過去の(あるいは未来の)自分とであって、他人と比較されるのはたまったもんじゃない、と思います。

(今の学校は、絶対評価制に変わったんだっけ? それはそれで、問題があるかも知れないけど。入試の際には大きな母集団内での相対評価もされるわけなんだし。
こどもの教育、て過程では相対評価の大切さもちゃんと教育しとかないと、あるステップで、いきなり脱落することになるから、そこは注意が必要かな。)

別に音楽学校に入学するわけではないので、辛口な批評よりかは、素直に誉めてもらいたいとこですね。
(でも、そんなことがちゃんと話し合える関係って素敵だな。そこそっこ先生の旦那様って、良い夫なんですね。)

投稿: くりにゃー | 2006年9月20日 (水) 06時58分

▼くりにゃーさん

コメントありがとうございます。

私自身がこれまで、かなり相対評価に頼った自己評価をしてきたので、それはそれは不安定な精神状態の中で生きてきました。

絶対評価ができるようになってきたのはごくごく最近ですが、これってすごく重要ですね。くりにゃーさんもおっしゃる通り、相対評価ばかりだと自分を見失って不安定になってしまうのです。

社会自体が相対評価で人を判断する部分が大きいので、やはり現代はストレス社会なのでしょうね・・・。それならばせめて家族や友人同士は、絶対評価の中で認め合って生きていきたいなあと痛感しました。

でもきっと、相対評価にも長所があるのでしょうね。
どんな長所があるのかはまだ見つけられないのですが、将来は両者の評価をバランスよく取り入れられるようになれたらいいなと思います。

投稿: そこそっこ | 2006年9月20日 (水) 16時32分

そうですねぇ。人はついつい相対評価をしてしまいがち。絶対評価をきちんとできる人はなかなか少ないのが正直なところなんでしょう。
逆に、旦那さんには、悔しかったのなら何故皮肉めいたことを言ったのか?という感じですね。夫婦なのですから、正直に意見を言えるのが一番ですけど、多少は相手の気持ちになってモノをいうということも必要かも。

と、書きながら、自分がそうできているのか、ちょっと不安になってきました・・・。

投稿: あきちゃん | 2006年9月20日 (水) 23時37分

▼あきちゃんさん

そうなんですよねぇ。
比べるほうが何かと評価しやすいので、ついつい相対評価使っちゃうんでしょうね。絶対評価って、基準を決めるのが難しいから。

>悔しかったのなら何故皮肉めいたことを
>言ったのか?という感じですね。

ああ、これはですね、
彼は私が人と比較されるのが大嫌いなのを知っていたので、正直に言うとかえって傷つけると思ったらしいです。
でも今回は裏目に出ちゃいました~。ウソを突き通せなかったんですね・・・この調子だと、彼が浮気したらすぐわかってしまいそうです(笑)。

>自分がそうできているのか、
>ちょっと不安になってきました・・・。

大丈夫、大丈夫!
夫婦は元々、価値観も育った環境も違うのですから、
こうやって試行錯誤を繰り返しながらお互いのことが
徐々にわかってくるんだと思いますよ。

投稿: そこそっこ | 2006年9月21日 (木) 01時22分

そうでしたか。。。

すごく難しい曲を、本当にがんばりましたよ。私が一番よくわかっています。
「歌」嫌いになちゃったらどうしよう・・。
と思うような厳しいレッスンの時も、何度もありました。目で見えるものじゃないものを直していく、感覚を鍛えていくってとても難しいことです。あと、本番まで曲を完成していく力。これからも、がんばってくださいね!成長を楽しみにしています。


投稿: けいこ | 2006年9月26日 (火) 01時09分

けいこ先生

コメントありがとうございます!
やっぱりあの歌、先生から見ても難しかったんですね(笑)。
ダンナにはちゃんとリベンジしたから大丈夫です。
歌、全然嫌いになってないですよー(^o^)。
けいこ先生のレッスンからは「うまくなって欲しい」という愛情をすごく感じてます。今回も発表会が終わってから、この1年のレッスンの日々がすごく恋しく感じました。
レッスン数減っちゃいましたが、なるべく早く復活して、これからも頑張りますのでよろしくお願いします。

投稿: そこそっこ | 2006年9月26日 (火) 06時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130204/11966793

この記事へのトラックバック一覧です: 相対評価と絶対評価:

« 発表会・本番! | トップページ | 才能ってなんだ?? »