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2008年2月

2008年2月27日 (水)

ルーヴル美術館展

最近のソーキチ。

ケトアシドーシスから無事脱却できました!

そしてやっと病院にも慣れてきました。目の輝きが家にいるときと同じ感じになり、ご飯もたくさん食べています(このまま病院のネコになっちゃいそうで、飼い主としては少々フクザツ)。

しかしご飯を食べ始めたら、今度は血糖値が上がり始め(食べてるから当然なのですが)、これまでの最高値の記録更新(>_<)・・・ということで、インスリンの量を増やしたり減らしたり、まだ試行錯誤が続いています。

前の病院のモニター半日入院は3日間。ネコがストレスに弱いからという理由で早目の自宅治療に切り替わったわけですが、それが裏目に出て低血糖の発作を起こしてしまいました。血糖値が一番低くなる時間で測定不能だったとしても、病院にいるときはストレスがかかり実際の血糖値は少し上がるみたいです。だから家に帰ってリラックスしたとたん、低くなりすぎて倒れてしまったのだと想像しています(現在のドクターも同じ見解)。

しかし今回は病院の環境に慣れました。ということは、ストレスフリーの状態、つまり自宅にいるときと近い状態でインスリンの量をモニターできるということでもあります。自宅治療のリスクが軽減されますから、もう少し時間をかけて、きちんとモニターしてもらうことにしました。
(※病院で写真をいっぱい撮っているのですが、ケトアシドーシスでかなり痩せて、ブログに載せるのはちょっと忍びないです。もう少し元気な姿になるまでお待ちください)。

こんな感じで私もやっと少し安心したので、ソーキチのいぬ間に、友人を誘ってルーヴル美術館展に行って来ました。

大盛況。平日の昼間なのに入場制限が入っていました。テーマは「フランス宮廷の美」。フランス国王ルイ15世からルイ16世のフランス革命までの宮廷の調度品や小物を展示していました。

ルイ16世・フランス革命といえば、王妃マリー・アントワネット。贅沢三昧で国民の生活を苦しめた王妃としても有名です。ロココの王妃、とも呼ばれていました(以上、漫画「ベルサイユのばら」からの知識)。

そんな時代だけあって、小さな嗅ぎ煙草入れひとつとっても、金やダイヤモンドを散りばめた豪華品が!目がチカチカしそう。

銀であしらわれた食器や前菜入れなんかを見ても、「こんな大きいもの、置き場所に困るよね」。

これが庶民の感覚というものでしょう。

メチャでかい中国製の壷なんか見ても、繊細に彫刻された置物を見ても、「埃がたまって、掃除が大変そう」。

・・・私は絶対、大富豪にはなれませんね。

こんな風に書くと、「つまんなかったの?」と言われそうですが、いえいえどうして、十分楽しんで参りました!金・銀・ダイヤ、繊細で精巧な調度品、女性なら一度は憧れるものだと思うから・・・かくゆう私も、小さい頃はマリー・アントワネットの寝室のような天蓋付きベッドに憧れ、どうやってベッドにカーテンをつけてやろうかと幼い頭をひねっていたのですから。

入場者の9割が中高年のおばさまたちなのも頷けます(って、私もそのひとりcoldsweats01???)。きっとみんな、子どもの頃の憧れを胸に秘めてため息をついていたのでしょうね。

小さな肖像画がはめ込んである小物入れや煙草入れもありました。これって、現代人が愛する人の写真を定期入れに入れたりするのと同じ感覚なのかしら。ひと昔前は、ロケットペンダントも流行ってたし。

人間の求めるものって、今も昔もさほど変わらないのかもしれませんね。

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2008年2月19日 (火)

点滴がはずされました。

ソーキチの入院から6日目。毎日お見舞いに行っています。

FIV病棟には他のネコちゃんも入院しているのですが、昨日私が病棟に入ると、猫ちゃんたちがいっせいに「ふ~~~っ!」とうなりの大合唱。ショックだったのは、ソーキチも一緒になってうなっていたこと。もっとも、すぐに私だと気がついたみたいですが、噛まれるんじゃないかと手を出すのを少しためらってしまいました。他の猫ちゃんに刺激されて、ソーキチが野生に戻っているような気が・・・^^;。

そして今日、やっと点滴がはずされ、伴ってエリザベスカラーもはずされていました。静脈点滴でカリウムを注入していたのですが、身体の電解質のバランスが徐々にとれてきたみたいです。インスリンの量も少しずつ決まってきて、血糖値が安定してきました。

私が行くと、いつもお皿にご飯がたくさん残っています。病院はやはりストレスみたいで、院長先生のお話だと朝はあまり食べないとか。人の出入りが少なくなる夜に食べ始めるみたいですが、今日は私の手から全部食べてくれたので、ホッとひと安心。身体をなぜるとゴロゴロ甘えてくれるようにもなりました。あ~、抱っこしたいっ!

退院はまだ未定ですが、早ければあと1週間くらいとの話しも。早く帰ってきて欲しいと切に願う一方で、中途半端な状態で自宅療養しても、コントロールができずに再びパニックになってしまう可能性もありますから、血糖値が安定し、自力で電解質のバランスがとれるようになるまではソーキチに我慢してもらうことにします。

ソーキチ、明日も会いに行くからね。また身体をいっぱいなでるから、一緒に頑張ろう!

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2008年2月15日 (金)

ごはんを食べています。

ソーキチのお見舞いに行って来ました。

点滴をはずさないようにエリザベスカラーをつけたソーキチは、ケージのなかですごく拗ねた目をして、恨みがましい声で泣いて私を迎えてくれました(>_<)。

「ごめんね、ごめんね~」と謝りながら身体をさすると、少し落ち着いた目になりました。私のことがわかったみたいです。

院長先生がやってきて、今の様子を説明してくれました。インスリンを打ち始めたので、昨夜に比べて今日は血糖値が少し下がっていました。ただ、今はケトアシドーシスから復活するのが第一目標。ひたすら輸液をして代謝を良くしながら、少しずつ増やしていくそうです。

院長がソーキチの頭をなぜながら、「環境にはすぐ慣れると思いますよ。でも元気になったら暴れそうな目をしているな」と笑っていました。

院長先生が去ったあともひたすら身体をなでていると、ソーキチは突然むくっと起き上がり、お皿に入っていた療養食を食べ始めました。 

がつがつと食べています。久しぶりに見る食べっぷりを夫に伝えなくてはと、急いで携帯動画に撮影。ご飯の残りが少なくなるとエリザベスがひっかかって食べにくそうなので、手ですくって口元にもっていきました。指までかじられてしまいそうな勢いで食べています。

「たくさん食べて、元気になって早く帰ろうね!」と何度も声をかけながら身体をさすると、やがて眠くなってきたのかボーっとしてきました。だるそうな「ボー」ではなく、眠そうな「ボー」なので、またまた少し安心。

1時間ほど話しかけながら身体をなぜていました。そしていよいよ帰ろうとしたとき、ソーキチが目を開けました。不安そうな目の色です。私が帰ろうとするのがわかったのでしょうか。「また明日来るから、ご飯しっかり食べてね!」。後ろ髪引かれながら、ゲージの扉を閉めました(ゲージには、ソーキチの首輪がかけられていました)。

帰り道、動画を夫の携帯にメールしました。元気に食べている様子を見て、彼もかなり安心したようです。

明日は夫婦で会いに行ってきます。

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2008年2月14日 (木)

ソーキチ入院しました。

ソーキチが今朝、新しい病院に入院しました。

あれから症状に好転が見られず、どんどん悪くなっていく(もしくは停滞)が続き、毎日の点滴通院も追いつかなくなっていました。

今の病院では詳しい原因が今ひとつ掴めず。とはいっても、決して悪い病院ではないし、腎臓ガンの手術からお世話になっていてトータル的にソーキチをわかってくれている病院なので、転院にはかなり迷いました。夫と何度も、夜の2時3時まで話し合いました(単に夫の帰りが遅いからそんな時間になってしまうだけですが^^;)。

そして、改善しないままの状態では不安、未知の病院へかかるのも不安。どちらも不安要素が残るなら、いっそ別の病院でいちから治療をやり直すのも手ではないかとの結論に達しました。それに今後の長期療養で通院に時間がかかるのは、ソーキチにも私たちにも負担になります。

長期療養が分かった時点で転院のことが頭にあったので、なるべく近くて評判の良い病院について色々と情報を集めていました。セカンドオピニオンを求めて2度ほど電話をした病院があり、好印象をもっていたので、思い切って出かけてみました。

「動物大好きおじさん」という印象の院長先生の説明は明快でした。猫のことをよく知っている感じで、糖尿病の猫ちゃんも他にたくさん通院・入院しているようです。これまでの経緯、ソーキチの様子、口臭で、ケトアシドーシスという高血糖のひどい症状であると判断されていました。

すぐに入院治療をしてもらうことになりました。高血糖を防ぐにはインスリンを打つしかないのですが、脱水・食欲のない状態で自宅でインスリンを打つなど、危なくてとてもできませんから・・・。

そうそう、入院の際に首輪をはずすように言われたのですが、首輪についていたイフのペンダントを見た院長先生が、

「あ~これつけてるんだ。つけている子多いね~。いいよいいよ、首輪は危ないからはずすけど、ペンダントはゲージにぶらさげておこう」

こういうものにも柔軟に反応してくれる先生に、ちょっと嬉しくなりました。

新しい病院へソーキチをあずけたその足で、前の病院へ転院の報告とこれまでのお礼に行きました。突然の転院で担当医はちょっと動揺を隠せないようでしたが、通院に時間がかかることはドクターも気にしていたようで、ソーキチが良くなるならと快く同意してくださいました。そして、何かあったらまた力になりますとも言ってくれました。ガンを治してくれた担当医だったので、思わず涙が出ました。

今日は朝から泣いてばかりです。病院でソーキチと別れるとき、これまでの担当医に別れを告げるとき、そして家に帰ってきて、ソーキチがいないのだと気づいたとき・・・。

ソーキチに忘れられないように(笑)、毎日お見舞いに行きます。

一日も早く帰ってきて欲しいです。

※イフでお世話になったOrangeCafeさんからお見舞いのお花をいただきました!
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 じっくり眺めていると、鮮やかなオレンジが、疲れた心身を癒してくれます。

 あたたかい心遣いに、お花を見たとき、またまた涙がこぼれました。

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2008年2月11日 (月)

原因は脱水症状

元気も食欲もないソーキチ。とりあえず2日間だけインスリンを1単位に減らし、昨日、夫が病院へ連れて行きました(事情があって私は家でお留守番)。

しかし血液検査に異常なし。ドクターも「なんで元気がないのかなあ」。検査結果や症状や触診やらを総合して頭をめぐらせているうちに、これは脱水が原因ではないかとひらめいたようです。

初期の段階でできるだけ早く血糖値を下げたいがために、低血糖値が測定不能になるにもかかわらず、2単位を強行しました。

ところが使用中の「ノボリン」というインスリンは作用時間が長め。ソーキチの場合は結果的に、朝に打った2単位が切れる前に再びノボリンを投与する形になり、これを繰り返しているうちに一日中低血糖という状態になり、発作を回避するためにたびたび砂糖水を飲ませる。しかし砂糖水も飲ませすぎると脱水になる。この悪循環が続いたわけです。

砂糖水を与えすぎた・・・と少し自分を責めました。しかし低血糖状態なのか単に眠いだけなのか、猫の場合はこの見分けが難しいため(お医者さんでもよくわからないみたい)、砂糖水を飲ませるのは仕方がない処置だそうです・・・。

幸い血糖値が200台という初期の目標数値に下がっていたので、当面のインスリン投与は1単位を二日おきにして、低血糖を防ぐという治療方針に変わりました。さらに、注射を打つ前に朝食を与え、3分の1以上食べなければ、その日のインスリン投与は中止。インスリンを減らすと今度は血糖値が上がる可能性があるので、決して良いことではないのかもしれませんが、まずは体力回復が第一です。3日間は通院で点滴し、家で食事をとらせるようにします。

帰ってきたソーキチは、お腹に大きなコブができていました。皮下に点滴液がたまっているのですが、脱水がひどいのでなかなか全身に回らないんですね。そういえば一昨日皮下注射したときも、皮膚が固くなっていて針を入れるのに苦労しました。

点滴が効いてきたのか、夕飯のときはちょっとだけないてご飯を催促してくれました。その姿を見て、夫も私も大喜び。

相変らず処方食は食べてくれないので、大好きなアジの猫缶にナイショで処方食をちょびっと混ぜています。それでもばれちゃうから、猫の嗅覚ってやっぱすごいなあ。

ともあれ腎障害などの重篤な合併症ではなくてホッとしました。

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2008年2月10日 (日)

インスリンは減りましたが・・・

ソーキチが少し元気になったと思ったのは私の思い違い。先日の記事のあとから、ソーキチの食欲がなくなりました。

病院へ電話をして聞きました。

「これは低血糖が続いてるのですか? このまま続くとソーキチはどうなりますか? インスリンの量はこのままで大丈夫ですか?」

この質問に明確な答えがないまま、けっきょくインスリンの量を1単位に減らし、2日間様子をみて血糖値やその他の検査をすることになりました。

しかし、相変らず元気も食欲もなし。いつも食べているサイエンスダイエットのライトも、病院の処方食も受け付けない。

かといってインスリンを打っている以上、少しでも食べてもらわなくてはなりません。シッターさんに電話でお願いして、市販のおやつや猫缶をたくさん買ってきてもらいました。

市販の猫缶を何とか食べてくれていますが、どうやら鼻があまり機能していないようで、匂いの強い嗜好品でないと食べてくれません。こんなこと、室内飼いにしてから初めてです。

しかしその猫缶は野良時代によく食べていたものに似ているためか、もっと高級な猫缶よりおいしそうに食べてくれます。昔を思い出しているのでしょうか。

もしかしたら別の病気を併発しているのかもしれません。明日の病院が怖いです。

ただ、インスリンが減ってくれたおかげで低血糖の恐怖におびえることがなくなり、この2日間は、私自身はかなりストレスが減りました(合併症かもという別の恐怖はありますが、まだ少しでもご飯を食べてくれているから・・・)。久しぶりに余裕を持って、さほどミスもなく過ごすことができました。

事実、2単位のときは反応が鈍く、身体にさわってもあまり動かないのですが、1単位にしたら、眠っているときでも、普段どおり耳や足にさわるとぴくっと動きます(2単位のときはこれがかなり鈍くなります)。

色々考えてしまって、コメントのお返事がやはりできませんので、コメントなしでお願いします。

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2008年2月 7日 (木)

インスリン効きすぎ?

インスリン2単位を毎朝打ち始めて、今日で6日目。低血糖を防ぐために、インスリンを打ってから10時間は、2~3時間ごとにご飯をあげています。10時間も過ぎれば薬も切れ始めて、ソーキチはかなり元気になってきます。

ところが昨日は午後からず~っと元気がありませんでした。病院の指示をあおいでご飯を食べても元気は回復せず。夜の10時頃に再び病院へ電話。おそらく低血糖状態(時間過ぎてるのに)。話しを聞いてくださった女性ドクター(夜勤担当先生)から、もしかしたら一日に摂取しているカロリーとインシュリン量が合ってないのではないかといわれました。

とりあえず少しずつでも食べているので、昨夜は様子を見て、今日朝一番で病院へ連れて行きました。

血糖値191。理想的な数値ともいえるのですが、今のソーキチにとっては、インシュリンが強いということでもあります(だって元気がないんだもの)。

そこで今日から通常の食事に、ウォルサムの退院サポートという処方食を混ぜることになりました(なんと昨年末の新発売。もしかしてあの病院で初使用か!?)
処方食なのにこれはうまいのか、非常に食いつきが良い。

病院から帰ってご飯をあげてから注射。注射はついついダンナに甘えてしまっているので、そこそっこはいまだ慣れません。でも痛くはなさそうなのでホッ。

それでもついさっきまでボーっとしていました。すごくだるそうです。思わずダンナに、

「ソーキチだるそう。元気がなくてかわいそう。インスリン治療でずっとこんな状態なら、治療を中断したいよ」。

とメールしてしまいました。ダンナの返事は、

「そうか。かわいそうになあ・・・。でも大丈夫、きっと安定するよ」

この時間(ただいま午後6時)になってやっと、少しリラックスしたような様子で眠っています。新しい食事が効いたかな。よかった~。

昨夜はあまり食欲もなかったようですが、それでもご飯を前にすると食べる仕草をみせるソーキチの生命力(食い意地?)に、おおいに期待したいところです。

私のほうも、今日になって少し落ち着いてきました。できる範囲でやるだけやって、それでもダメなら仕方がない、という開き直りの気持ちができてきたせいだと思います。

というわけで、今日は久しぶりにコメント受付させていただきます。でもお返事はできないかもしれません・・・どうかご容赦ください。

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2008年2月 6日 (水)

今を生きる

同じタイトルの映画がありました。一時期すごくはまっていて、ビデオも持っています。

ソーキチの自宅療養が始まって5日目です。正直なところ、この5日間はヘトヘトでした。

あの発作体験が私のトラウマになりつつあるようで(なったと言い切れないところが、中途半端に心理学を学んだものの限界です)、二度とあんなことがないように、かなり神経質にソーキチを監視していたためです。

インシュリンの量が多いから低血糖になるのですが、一方で今の量でないと高血糖を下げることができないそうです。ドクターにしてみたら、むしろ量を増やしたいほどらしいですが、今の量でも血糖値が測定不能なくらい下がってしまうので、ギリギリ限界のところ。

私のほうは、神経をすり減らして食欲減退。集中力が散漫になり、ソーキチのエサを間違えたり、食べるつもりで冷蔵庫から出した明太子をなぜかゴミ箱に捨ててしまったり、挙句の果てはお風呂の空焚き。

そんな私を心配して、夫が言いました。

「医者は減らすなって言うけど、インシュリンの量を減らそうか。そうすれば低血糖も今ほど心配しなくてよくなるよ。ソーキチも大事だけど、自分のことも大事にしなさい。減らしたことでソーキチが治らなくても俺はそこそっこを責めないよ」

さらに、10年来の付き合いの友人に愚痴のメールを送ったら、こんな返事をもらいました。

「先のことは考えてない、今だけを生きている猫にとっての幸せを考えるのが一番だと思うよ」

ソーキチが病気になる直前、心理学に詳しい友人と話をすることがありました。テーマは「先のことを考えすぎる自分」。タイミングよすぎる。

私はいつもいつも先のことばかり心配し、悩み、不安になり、なるべくなるべく事を穏便に運ぼうとする傾向があります。

それは一方では「慎重」という意味で、決して悪いことではありません。この慎重な性格のおかげで難を逃れたこともあるのかもしれません(実感はないですが)。

しかし、あまりにも先を気にしすぎると、どうしても“今”が疎かになってしまいます。過度の心配は心身を病む原因にもなります。

友人からのメッセージでふと思いました。これはもしかしたら、神さまからの(いるとしたら)言葉じゃないかと。

辛い出来事には必ず学びがあると信じてきました。そして動物は学びのメッセージの運び屋ではないかと思うこともあります。だからきっと今回のソーキチの病気にも、私に伝えたい「何か」があるはずです。例えばこんな風な。

あなたももう少し猫を見習って、今を生きるように心がけなさい。それを教えるためにソーキチはあなたの元へ来たのですよ」。

ソーキチの闘病に付き合うとともに、“今を生きる”ことを意識してみようと思います。

※今日もコメントはなしでお願いします。

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2008年2月 4日 (月)

倒れてしまいました。

ソーキチの糖尿病がわかってから、長い一週間でした。

インスリン投与量を決めるために3日ほど通院しました。割と早く結果が出たので、その翌日から自宅で療養を勧められたのですが、私の仕事が休めなかったので一日伸ばしてもらいました。しかし病院はかなりストレスなので、なかなか体重の減りが止まりませんでした。

タイミングがいいのか悪いのか、実は今回で仕事を辞めることになっていたので(詳しくはこちらをどうぞ)、残りの仕事は後任にお願いして、2日早く退職させてもらいました。
(担当ドクターに、「仕事今日で辞めました~♪」と言ったら「はあ!?」とかなりびっくりされましたが・・・)

そして土曜日から自宅療養が始まりました。インスリン投与は皮下注射。その病院では基本的に筋肉注射でインスリンを投与するのですが、色々と調べたところ、ほんとどの在宅療養猫のオーナーさんが皮下注射を行なっているようです。筋肉注射は素人には難しく、猫にも痛みがあるため、在宅向けではないとか。

ドクターにその話をしてもなかなか皮下注射を許可してもらえなかったのですが(筋肉注射のほうが効きが早いからだそうです)、注射の訓練当日に、最後の粘りだと思って別のドクターにお願いしてみたら、あっさりOKが出ました。皮下注射はまったく痛がらないのでいいですね(それでも「何かされる!」と感じるのか、とりあえず逃げようとしていますが、痛みがないので救われています)。

しかし、自宅療養の初日から、低血糖症で倒れてしまいました。

実は病院でも連日、血糖値の一番低い値が測定不能だったのですが、倒れることはなかったので大丈夫だろうといわれていました。

今思えば、病院ではかなり緊張していたため、実際の血糖値は少し上がっていたのでしょう。家に帰ってリラックスした途端、倒れてしまったのだと思います。

低血糖症の発作はすざましいものがありました。電話で医師の指示をあおぎながら、必死で砂糖水を口に入れますが、なかなか飲み込んでくれません。「もうダメかも」と覚悟を決めた瞬間もありました。

ソーキチを動かせないので、急遽ドクターに往診していただくことに(夫は休日出勤で留守だったのです)。その間もひたすら、電話で指示を受けながら砂糖水。そしてドクターが到着するちょっと前に、砂糖どろどろの砂糖水でやっと意識を戻してくれました。

ドクターが到着した頃、ソーキチはすでに起き上がっていました。ところが白衣を見た途端、テレビの奥に隠れてしまいました(>_<)。その姿を見たドクターは、「これなら大丈夫でしょう!」とすぐに帰ってゆかれました。忙しい土曜日に申し訳ないことをしました・・・。

その後、連絡を聞いてすぐに帰ってきてくれた夫にソーキチを見てもらいながら、速攻で低血糖についてネットで学び、早めに砂糖水や食事を与えるなどの処置で、昨日はどうにか無事に過ごすことができました。

ソーキチの場合、インスリンを投与してから2時間後、そして一番低くなるといわれる6時間後が特に油断なりません。どちらにしても朝から夕方までは気の抜けない時間が当分続きそうです。

ソーキチは腎臓がひとつしかないので、高血糖が続いて腎不全を起こしたらアウトです。だからといって、決して回復をあきらめたわけではないのですが、しかし低血糖で元気のないソーキチを見ていると、このまま治療を続けていいものかどうか、気持ちが揺れてしまいます。

人間ならば、この治療をすれば治る、元気に過ごせる事実を理解できるので、自らすすんで治療に取り組むこともできるでしょう。

しかしソーキチは人間ではありません。なぜこんなに気持ち悪くなるの? なぜこんなに何度もイヤな場所(病院)に行かなければならないの? もしかしたら、そんな風に思っているかもしれません。

もちろん一日でも長生きしてそばにいて欲しいのが私たちの正直な気持ちです。でもそれはもしかしたら、私たちのエゴなのかもしれない・・・。

一年前の手術のとき、たとえ手遅れでも、もう一度ソーキチが帰ってきてくれればいいと心から願いました。そして私たちの望みどおり、しかも完治して元気に遊ぶまでに回復しました。

それでも手術は辛かったと思います。痛かったと思います。泣いてご飯をせがむほど元気があったのに、食欲も十分あったのに、手術前は絶食までさせました。ヘタしたら、お腹をすかせたまま旅立っていたかもしれません。

手術が成功したから「やってよかった」と思えますが、もし成功しなかったら・・・?

一度はダメだと覚悟した命です。余生はできるだけ穏やかに過ごして欲しい。それが私たちにできる最善のことなのかもしれません。このまま治療を続けるにしても、苦痛はなるべく取り除いてやりたい。

猫の糖尿病はコントロールが難しく、最初はかなり大変のようです。でもうまく管理ができるようになれば、今より楽になってくるそうです。

一日でも早く回復して欲しいです。

お返事する自信がないので、コメントなしでお願いします。

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