2009北風陸旅⑥おわら風の盆~昼の部その2~
越中八尾駅に到着してまず驚いたことは、屋台が充実していること!(笑)
数種のやきそば、普通のと白いたいやき、飛騨牛の串焼き。白いたいやきってどんなんだろう~~
昼の町流しは15時からなので、まだ閑散としています。
駅前の通りをはずれて裏道を歩いて行くと、あちこちに田んぼが。通りすがりの地元の人が、あいさつをしてくれます。
衣装を着た若手衆に出会いました。いよいよ町流しが始まります。
町のあちこちに作られた特設舞台。
集落ごとに踊りが微妙に違うので、全集落の踊りが見たければ、こういった舞台に張りつているほうがいいかも。
舞台にいない集落は、どこかで町流しをしているはず。
再び歩きはじめると、三味線、胡弓、太鼓の音色が聞こえてきました。音のする方へ向かって急ぎます。
輪踊りに出会いました!
女性の手の動きはすごくなめらかで優雅なのです。しかも普通の盆踊りに比べて動きが複雑。
小さな頃から、優雅な手の動きを習うようですね。
男踊りは力強いのが特徴。女踊りとはまた動きが全然違います。
着物や帯締めの色が、集落によって違います。踊りが変われば衣装も変わるんですね。凝ってます。
踊りの後ろに続くのが歌や楽器。歌い手は一人ではなく、何人かが交代で流します。
八尾は小さな町で、多くの観光客を受け入れる旅館や食堂などがありません。でも、観光客が休めるように、それぞれの民家の玄関先にベンチを置いてくれています。
小さなお店でコーヒー牛乳を買いました。お店の人にすすめられ、ベンチでひと休み。聞いてみると、今年は環境客の数が例年より少ないそうです。前夜祭を一日から一週間に延ばして分散させたこと、平日であること、新型インフルエンザや選挙(衆議院選総選挙がありました)の影響などがあるのではないかと、ご主人は話してくれました。
祭りの期間は、住民より観光客の数の方が圧倒的に多くなる八尾ですが、地元の人はすぐわかります。ベビーカーを押すお母さんも、小学生の男の子も、トングとゴミ袋を手に持って歩いているのです。当然、町はゴミひとつ落ちていません。
予想ほど混んでなかったので、目の前でじっくり踊りを堪能しました。それでも夕方ごろになると突然観光客が増え(ツアーバスが到着したようです)、賑やかになってきました。
ひとまずキャンプ場に戻ることにしました。
続きます。
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