ソーキチ、旅立ちました。
放置状態でほとんど読まれていないこのブログですが、それでも書き留めておこうと思います。
愛猫ソーキチが10月11日の夕方に旅立ちました。
野良猫だったソーキチと出会って15年。
FIVのキャリアだったので、10歳くらいまで生きれくれれば万歳だと思っていたところ、18歳(推定)まで頑張ってくれました。
腎臓ガン、糖尿病、慢性口内炎、腎不全……猫生の半分近くが病気との戦いで、何度も天国へ旅立ちかけては、私たちのところへ戻ってきてくれました。
そんなソーキチも、とうとう力尽きました。
最近はトイレにも行けなくなり(行こうとするのですが間に合わないのです)、ご飯も食べなくなっていました。歩き方もよたよた。
しかたなく、人間が寝るときと留守番をしてもらうときだけオムツをさせました。でもオムツはかぶれがちなので、私が家にいるときはできるだけはずしていました。その代わり、ソーキチがのそのそ動き出すと、おしっこシーツを持って追跡、お尻の下にサッ(笑)。毎日がストーカーでした。
オムツは人間の赤ちゃん用に尻尾穴をあけて手作りしました。試供品が手に入らず、子育て経験のある友人に話を聞いたり、ドラッグストアのオムツコーナーで見知らぬママさんに声をかけて使い心地を尋ねたり。
そのオムツもたくさん残ってしまいました。
ペットシーツもサプリメントも、未開封のまま残ってしまいました。
それでも、文字通り付きっきりだったこの1か月、体力的には大変だったけど、精神的にはこのうえなく充実した幸せな日々でした。 愛するものと常に同じ空間で過ごし、常に触れ合うという体験は、私には初めてのことでした。オムツの穴をあける作業ひとつさえ喜びでした。
ソーキチも、オムツを変えるたび、お風呂でお尻を洗うたびに、ゴロゴロと嬉しそうでした。
そして最後は、自宅で看取りたいとの希望を叶えてくれました。しかも3連休。夫は会社を休むことなく見送ることができました。
本当に、最後まで孝行ネコでした。
ソーキチ
私たちのところに来てくれてありがとう。
小さな命で、大切なことをたくさん教えてくれたね。
15年間、幸せだったよ。
愛してるよ。
大好きだよ。
忘れないよ。
いつかまた会おうね。
私たちが虹の橋に行くときがきたら、
迎えに来てね。
写真は遺影に使ったものです。私たちの特にお気に入りの1枚で、斎場のスタッフのみなさんに大好評。 葬儀に立ち会ってくれた義姉は「それかいっ!」と突っ込んでくれました(笑)
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