2008年7月14日 (月)

迷路と隠し絵―ブックフェア2008

さて、今年もブックフェアの季節がやってまいりました。

しかし今年は下ろしたての靴を履いてしまったせいで、靴ずれによる足の痛みがひどく、洋書バーゲンもざっと流した程度で昨年ほど精力的には動けず、夫の会社のブースに寄ったあとは途中で休んでばかりでした。

それでも、女芸人にしおかすみこさんのサイン会があると聞きつけ、痛む足を引きずってワニブックスのブースへ。人ごみにまぎれてお顔拝見(本の購入やサインはなしにしおかさん、ごめんなさい)。

顔小さ~い(でも化粧ちょっと濃い~かな)。

テレビで観るよりずっときれいな人でしたよ
夫の顔の筋肉が少しゆるんでます。
「おれ、実はけっこう好きなんだ」とのたまう。
何年一緒にいても、彼の女性の好みがいまだによくわからないツマであります・・・・・・。

まあそれはいいとして、今回のブックフェアの(私たちの)目玉はこちら。

アマゾンのサイトでサンプルページを見てもらうのが一番わかりやすいと思いますが、これただの絵本ではないんです。タイトルにあるとおり、「迷路」を楽しんだり謎ときをしたり。そして何より楽しいのが、 「隠し絵」を探すこと!

ブックフェアの帰りの電車のなかで夫と二人、周りに他の乗客がいるのも忘れて夢中になって探しました。

あまりに面白いので、翌日の盆のお墓参りの帰り、本屋で同シリーズのこちらも購入。

義母、義姉、そして私たち夫婦と、家族4人でさっそく隠し絵を探しました。

「あっ、こんなところにキツネが!」
「キリンはどこ?」
「カブトムシ?え~、わかんない。見つからな~い!」
「クジラ見っけ!」
「うわっ、ワニはそこにいたかっ!」

大人の集まりとは思えないほどのはしゃぎぶり

ブックフェアで初めて手にとってページをめくったとき、イラストが細かくてすごく凝っていて、これだけでも買っていいかなって思いました。
でもまさか隠し絵あるなんてまったく気がつかなくて、版元のスタッフさんが教えてくれたときは「うわ~っ、ホントだ!」。

版元さんのお話しによると、迷路や隠し絵探しで脳が活性化され子どもから大人まで一緒に楽しめるそうですが、まさにそのとおり、大人だってはまりますっ!

近いうちに小さな子どものいる友人宅へお邪魔するので、一冊プレゼントしようと思います。子どもはどんな反応するかな~。

そこそっこはすっかり夢中です。他のも欲しいよ~~

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2007年7月 9日 (月)

国際ブックフェア2007

東京国際ブックフェアに、昨年に引き続き今年も行ってまいりました~!一年がたつのは早いなあ。

差し入れを持ってまずは夫の会社のブースへ。ブース内は今年もなかなか盛況でしたが、スペースが少し小さくなっていました。今年は全体的に各ブースのスペースが縮小されたようです。

さて、会場までは夫と一緒に入りましたが、今年の彼は取引先のブースへ挨拶に回らなければならず、私は単独行動です。

ブックフェアの何が一番目当てかというと・・・

洋書バーゲンセール!

ペーパーバックなら厚さに関係なく一律500円! しかも昨年に比べて今年は品揃えが豊富!

毎年なんだけど、洋書コーナーは人であふれかえってます。それでも今年はひとり気楽な会場めぐりなので、しばらくへばりついて物色してました。色々ほしいものはあったけど、けっきょく2冊を厳選して購入。

かなりの時間を洋書バーゲンに費やしたあとは、ブースを回ります。方向音痴のそこそっこ、ひとりで大丈夫だろうか?

とにかく端から見ていけばなんとかなるだろうとひたすら歩きます。けっこう混んでます。

デジタルパブリッシングコーナーの某ブースで、「コンピュータであなたのオーラの色を測ります。」という企画がありました。私のオーラって何色なんだろう、興味津々。しかし1000円という測定料をみてすぐに断念しました。

歩いていくうちに夫の姿を見つけました。取引先の人と熱心に話しをしています。久しぶりに夫が仕事をしている姿を見た感じ。邪魔したいな~、でも邪魔しちゃダメだよね~(←当然じゃ!)

この日の帰り道は、東京ビッグサイトから日の出桟橋まで水上バスを使うことにしました。

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 魚が元気にイブニング・ライズしてました。

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レインボーブリッジ!
 「踊る大走査線」を思い出します。



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 浜松町の町並みが見えてきました。

 所々でビルを建設中。数年後にはこの風景も
 ビルで埋まってしまうのかもしれません。

ソーキチはすっかり元気になりました。ワクチン接種から完全回復まで5日間かかったことになります。これは一体長いのでしょうか、短いのでしょうか。

ソーキチは病気になったとしても、私たちに特別な用事のあるときまでには元気になってくれます。ガンのときも、私の仕事がシーズンオフ中に手術・治療・完治の3段階を乗り越えてくれました。本当に家族思いのネコだとしみじみです。

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2007年2月26日 (月)

段取り力=イメージング力

今まで漫然と英語を勉強してきましたが、今年はきちんと目標や計画を決めて取り組みますっ!!

今までも一応、計画や目標を立てたことがあるんです。しかしいかんせん飽きっぽいそこそっこ。いつも計画倒れに終わる・・・というか、計画を立てるまでは楽しいけど、実行はちょっと・・・旅行好きの人が、旅行の準備が楽しいと感じるのと同じ? 文化祭は準備までが楽しいのと同じ??

しかし、この本を読んで「計画」に対する考え方が変わりました。

このブログのサイドバーでお馴染みの西野浩輝氏の本です。

この本が述べたいことを、私なりに短く表現してみると、こんな風になります。

段取り力=本番をより詳細にイメージすること。

さらに私は、段取り力=計画力 と読み替えてみました。

そこで発見。私の今までの計画には、具体性がまったくなかったなあと。例えば1冊の英語教材に取り組むとき。この1冊をいつまでに終える、という期限は設けてあったけど、どういう手順で、どのようにトレーニングするかまではほとんど考えてこなかった・・・。

ここはスナオに反省して、さっそく計画を立てました。もちろん今回は、教材の利用方法まで具体的に。

いやはや、メチャクチャ時間がかかりました。ひと通り作ってみたけど、やっぱりこうしたほうがいいというのが次から次へと現れ、途中で先人の意見を聞いたりして、そのたびに修正修正修正~~!!

ようやく(現段階での)完成を見た計画表(←非公開)をもとに、ただ今学習進行中。

そして・・・これがいけるのだっ!!

かなり具体的に詰めたので、迷うことがないんですね~。サクサク学習が進みます。こんなに迷うことなく進むことって今までにないくらい・・・!

本の中には、段取り術のヒントが盛りだくさんです。自分に合った段取り術=イメージング力強化法をぜひ見つけてください。

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2006年9月23日 (土)

才能ってなんだ??

「才能」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?

私の場合、才能とは特殊な能力、特別な人にだけ与えられた特別な能力だと思っていました。

でも、その固定観念が、この本で一蹴されました。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

この本が定義する才能とは、

無意識に繰り返される思考・行動・感情パターンであり、何かを生み出す力。

つまり、資質のことですね。

例えば、頑固だとか神経質だとかいう性格は、一般的に「欠点」とみなされ、克服することを奨励されます。でも本書では、そんな欠点も「強み」ととらえて、プラスに生み出す力として磨いていけば、大きな才能になりうる、と説いています。

一見、理想論に聞えますが、この本では決して夢物語として語ってはいません。なぜ素質が才能になりうるかが理論的に説明されており、実際、さまざまな分野で活躍する人々(有名・無名問わず)が、どんな風に自分の資質(強み)をうまく利用しているかを、実例をあげて分析しています。書いてある内容はいたって現実的、実用的です。

著者はギャラップという会社のお偉いさん。このギャラップという会社、200万人のインタビュー調査から34の資質を導き出して、 ストレングス・ファインダーという「強み検索テスト」を作りました。このテストを受けると、自分の上位5つの資質がわかります。普段、我々は無意識にこの5つの資質に基づいて思考・行動しているのです。

テストはインターネット上で受験できますが、ログインするのにはIDが必要で、IDは本の表紙カバーに書かれています。つまり、本を購入しないとテストは受けられない。うまい販売戦略ですねえ。でも確かに、テスト結果を活用するヒントは本書をじっくり読まないとわかりません。

で、私は購入したのでテスト受けてみました。なるほど、私はこの5つの資質をベースに日々を過ごしているわけですね。うんうん、そういえば思い当たる点がある。非常に納得・・・。

なかには、「こんな資質やだー」と嘆きたい部分もあるのですが(笑)、この5つの資質の組み合わせは、他の人とまったく同じになることはないそうで、つまり、5つの組み合わせがその人独自の強みであり才能になるわけです。この5つを磨くことが、自分を生かすことにつながるんですね。これから先は、あくまでも自分次第。

これを読んでいると、才能って誰にでもあるんだなと納得させられます。

絶対評価と相対評価の狭間で悩んだこの数日、タイムリーな本を見つけたと喜んでおります。

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2006年6月 2日 (金)

英語の本を読んでみる

英語学習シリーズ第3弾です。
(↑ついにシリーズ化決定。最近ネタ切れ気味なのです)。

もともと本を読むのは好きなほうだったんで、ある日、英語をたくさん読んでみたいと思うようになりました。でも、洋書コーナーに置いてあるペーパーバックって、どれも厚くて腰が引けちゃう。

そこでこんなサイトを見つけました。

めざせ100万語!多読で学ぶSSS英語学習法

Graded Readers(英語学習者用段階別読み物) 、Leveled Readers(英米児童向け学習用段階別絵本) などどいう本がOxford や Penguin から出版されています(あれ、スペル違うかな?)。多読用の教材で、学習者の英語レベルに合わせた本が選べます。

最初は大きな本屋さんで購入していたのですが、薄くてすぐ読めてしまうので、そのたびに出かけると交通費も大変。けっきょく上に紹介したサイトで、お金の許す限り買い込んでしまいました。まとめ買いすると少し安くなるのです。

もうずい分前に読んだので、本のタイトルとかは忘れてしまいましたが、小説やノンフィクションやら、ジャンルは色々でした。映画をもとにしたものや、もともと大人向けに書かれた小説を易しい語彙で書き直していて、時には感動で涙する場面もあったり。トータルで50冊以上は読んだと思います。

特にお気に入りだったのは、Oxford Bookwarms Factfiles シリーズ。ノンフィクションです。イギリスの歴史、アメリカの歴史、ダイアナ妃物語、環境問題、世紀の大犯罪、大災害の歴史、世界の七不思議など、夢中になって読みました。資料写真が豊富なのもよい。

超易しいものをたくさん読む。これをしばらく続けたことで、英語を読むということに抵抗がなくなっていったような気がします。

こういう本、公共の図書館に置いてほしいなあ・・・。

ハウツー本などで英字新聞を薦めていることがよくありますが、そこそっこの場合はダメでした。続かなかった。

でも、考えてみれば当然なんです。だって当時の私は、邦字新聞さえほとんど読んでなかったんですから! 日本語でさえ興味ないものが、英語で続くわけがない(笑)。
でも、社会情勢やニュース番組が好きな人にとっては、英字新聞って絶好の教材だと思います。安いけど読み応えあるし。
ちなみに今は新聞をちゃんと読んでいます。そして、まぐまぐで毎日1分!英字新聞というメルマガを購読しています。これ、バックナンバーが文庫になっていたので読んでみました。オススメ。続けられるの。通勤電車の中で文庫1冊読みきったら、複雑な英文もかなり理解できるようになりました。

日常生活で興味があるもの、あるいは仕事で必要なもの。これを英語とつなげて考えれば続けられると思います。例えば映画が好きな人なら映画を字幕なしでチャレンジする、仕事でコンピュータを扱う人は、マニュアルを英語で読んでみる、スポーツの好きな人は、世界中のスポーツ情報を英語で集めてみる。

そういう意味で私にとって残念なのは、英語のマンガ本が少ないこと。欧米には日本のようなマンガ文化がないみたいです。

もっとも、最近は日本のマンガが海外で大人気なので、英語に訳したものをよく見かけます。一時期、OL進化論の英語版を楽しんで読んでいました。最近のマンガは日本語でもあまり読んでいないので、どれが面白いかわからないのですが、懐かしのサザエさんとかあさきゆめみしなどはいずれ読みたいと思っています。

今はインターネットで色々な英語サイトがただで読めます。便利になりました。

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2006年6月 1日 (木)

避けて通りたかった文法だけど。。

英語の話し、これまでの勉強方法も振り返りながら、しばらく続けてみようと思います。

語学学習の基本はリスニング。私の尊敬する英語の先生によると、英語耳を鍛えるのが、一番早くてカンタンな語学上達の道だそうです。それは私も経験済み。リスニングに力を入れた後にTOEICに挑むと、かなりスコアが上がります。

でも、社会人になってやりなおし英語を始めてしばらくたったとき、「やっぱり文法もやらなきゃダメか~」とイヤイヤながら重い腰をあげました。何故かというと、基本的な文法をわかっていないと、英文が正しく読めない、書けない、ということに気づいたからです。

そこそっこ、英文法は苦手。未だにTOEICの文法セクションは、一番成績が悪い。
学生時代から文法に関してはひたすら逃げ回ってなんとか避けて誤魔化して過ごしてきました。だって難しいんだもん。それにつまんないし(-_-;)。

そんなナマケモノに分厚い参考書を与えても、途中で投げ出すのは目に見えてる。そう考えた私は、わかりやすくてページ数も少ない文法書を探しました。そしてついに見つけたのが、CD付 高校3年間の英語を10日間で復習する本―正しい発音は耳から学ぶ!

タイトルにだまされちゃいけません。実際は10日間で復習できるわけがない(^_^;)。
でも、5文型から始まって、関係代名詞とか比較とか、基本的な文法をわかりやすく説明してくれていて、文法ってもしかして楽しいのかもっ! と、思わせてくれた1冊。付属のCDは日本語→英語音声が入っているので、文法の説明を理解したあとは、ひたすらCDを聞いていました。

これで文法は大丈夫っ! ・・・・と喜んだのもつかの間。

文法やったのに、英語が読めない、書けないっ、使いこなせなーいっ! どおしてっ??

・・・今考えると当たり前なのです。実際に生活の中で使われる文法は、参考書に載っている例文みたいにシンプルなものではなく、複雑に絡み合っているのですから。

そこで今度は、「文法を使って文章を読む」という方法を思いつきました。ここまで来ると意地になります。選んだ教材は、坂本英知の英文読解が面白いほどできる本

完全に大学受験向けの教材。有名な「英文解釈教室」も手に取ってみましたが、とても歯が立ちそうにありません。

でも、この本はわかりやすいと思いました。まずは自分で長い文章を分解してみます。これは主語で、これは動詞で・・・というように。そして解説を読みます。解説はていねいです。文章を分解して、これは主語、述語、目的語、品詞は形容詞、副詞・・・のようにていねいに教えてくれています。何とか1冊、やりきりました。

受験英語って、巷では軽蔑されがちですが、実際にこれをやってみて、バカにできないなと思いました。大人になってから語学を習得する場合は、やはり理屈でひとつずつ文章を分解して読みほどいてみる時期がないと、英文の構造を理解することはできないと実感。

以降、しばらくの間、英文を読むときは文法=文の構造を意識するようにしました。最後には、パズルを読み解くみたいに楽しくなっていました。
今ではほとんど意識せずに読んでいますが、迷ったときは焦らず「主語はどこだ、動詞はどこだ」と探すようにしています。

英作文も学習のなかに取り入れました。書ける=文法を理解している ということだと思ったからです。これも大学受験用教材を使いました。タイトルは忘れちゃったのですが・・・文法事項別に練習問題があって、模範解答には日本人が訳したもののほかに、ネイティブが訳したものもあり、日本人とネイティブの発想の違いが面白かった。これも、クイズ感覚で楽しみました。

英語の学び方は人それぞれなのですが、どうやら私の場合は、クイズ感覚で取り組む方法が一番長続きするようです(と、前回と同じセリフで終わってしまった)。

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2006年5月19日 (金)

大昔の循環型社会

ずっと前、テレビか何かで、江戸時代は完璧なエコロジー社会だったという話しを聞きました。以来、ずっと江戸時代の暮らしが気になっていて、ついに図書館で見つけました!

大江戸えころじー事情
 読んでみて「へえっ」の連続。(←古い?)

大昔の日本は、いわゆる「植物国家」。つまり、すべてを植物原料で作っていたのです。食べるための植物はもちろん、衣食住のすべてを、植物を素材にしたものに頼っていました。

例えば稲作ひとつとっても、米を食べるだけでなく、茎を藁として利用します。藁で草鞋をつくったり傘を作ったり屋根にしたり・・・使い物にならなくなった草履や傘は食事を作るとき、かまどにくべて燃やし、自然に帰します。あるいは、一箇所に集めて発酵させて肥料にしたり。

ひとつの素材の良さをとことん知り尽くして、とことん利用し尽くします。そして最後にはどれもこれもかならず、土=自然に帰します。

農業はもちろんのこと、林業もとても重要な位置を占めていました。だから、人々は森の大切さをしっかり認識していたようです。もっとも、すべてが自然に帰ることのできる素材で作られているわけですから、森が汚れる理由がありませんでした。だから川の水はいつもきれい。

昔の人は、太陽の熱だけをエネルギー源として、つつましく暮らしていたんですね。大金持ちの暮らしも、その質素さは庶民と大差なかったようです。

でも、そんな生活はとっても手間がかかります。道具一つとってみても、自分たちの手で作らなければならなから、時間がかかります。しかも、現代みたいに立派なソーラーシステムも電気もない時代、夜になると部屋は真っ暗。日が昇ったら起きて日が沈んだら眠りにつく人々の生活では、生産力もたかが知れています。

それでも、人々はしっかり自給自足の生活をしていたようです。当時、世界でも有数の人口を誇る江戸の生活を、太陽エネルギーが支えていたのです。

江戸時代の暮らし、ちょっと経験してみたいなあと思いました。
でも、現代の便利な暮らしに慣れきっているから、一日でギブアップだろうな^^;。

冷蔵庫がなかったので、魚類は近海でとれたものを早めに食したようです。そうなると、海のない地域では、当然、海の幸に恵まれませんでした。
信州の珍味に、ザザ虫、イナゴ、ハチの子、サナギなどの大和煮や馬刺しというものがありまして、想像しただけで「うえっ、ゲテモノ!」と思われるでしょうが(笑)、これらは海をもたない信州人にとって、貴重なタンパク源だったのです。川魚だけでは足りなかったのでしょうね。

この本、当時に描かれた挿絵とともに、江戸の庶民の暮らしぶりをエコロジーな観点から解説していて面白いですが、痛烈な西洋文明批判も随所に見受けられます。西洋文明にどっぷり浸かって暮らしている私たちには耳が痛いかも(>_<)。そこんとこを割り引いて読めればより楽しめます。
(長い江戸時代を鎖国によって西洋文明をシャットアウトしたおかげで、独自のエコロジー社会が出来上がったという理屈は頷けますが・・・でもねえ~(~_~;)。)

リンク先は単行本ですが、文庫も出ています。「大江戸事情」シリーズの他の文庫をすでに購入しまして、江戸時代へのタイムスリップを楽しんでいます♪。

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2006年5月18日 (木)

「ありがとう」のその後

以前、このブログで「ありがとう」という言葉の効用について書きました。

前回は文字数の関係で紹介しなかったのですが、「ありがとう」にまつわるエピソードは他にもありました。

須藤元気さんがオーラの泉に出演する前、同じ番組でタレントのベッキーちゃんが登場して、「毎朝、あらゆることに感謝をしています」と語っていました。

私はこの話しを聞いてビックリしました。実はその日の夕方、本屋さんで偶然、「ありがとう」の大切さを説いた本を購入して、一気に読んでいたのです。なんてタイムリー!

さらにその数回あとの番組のなかで、須藤元気さんが「ありがとう」の効用について詳しくお話ししていました。

そして夫のメール・・・。どうやら「ありがとう」が私の周りにまとわりついているような気がしました。友達にこの話しをすると、「3回続くことは偶然じゃないよね」とひとこと。

その言葉を聞いて、「ありがとう」の言霊の力を信じてみることにしたのです。

以来、私の口ぐせは「ありがとう、ありがとう、ありがとうございます」。
お掃除しながら、洗濯しながら、ちょっとした空き時間ができると、「ありがとう」。夜も「ありがとう」と心の中で唱えならが眠りにつきます。
とってもカンタン。イザというときにすぐに思い出せる言葉なのもよろしい(^_-)。

さて、一ヶ月がたちました。
自分が変わったきたことを少しづつ実感しています。

まず、必要以上に不安を感じることがなくなってきました。不安が押し寄せてくるとすかさず、ありがとうって言うようにしています。

自分が認められるようになってきました。以前の私はすぐ自分のアラを探して自己嫌悪に陥っちゃう。でもそんな考えに襲われたらすぐ、ありがとう

嫌な人に思いを馳せることがあります。その人の悪口を心の中で言っている自分がいます。でもそれに気がついたら勇気を振り絞って、
ちくしょー・・・ありがとう! (笑)。

さらに、「ありがとう、ありがとう、ありがとうございます」と、呼吸に合わせながら唱えて眠りにつくようになってから、寝つきの悪さが改善されたのです。

クヨクヨすることがなくなってきたせいか、体が軽くなってきたように感じます。それまではダラダラと日中を過ごすことが多かったのですが、家事もマメにこなせるようになってきました。夫が密かに大喜びしていると想像します(笑)。

もちろん、すべてがうまくいく訳ではありません。未だ落ち込んだりすることも多々あります。それでも立ち直りが早くなりました。以前なら何日も続いた落ち込みが、一晩寝て起きれば、またガンバローという具合に変わってくれます。

「ありがとう」は本当に力を持つのか。実験したみた人がいるようです。これが事実だったら、言葉のもつ力は恐ろしい・・・(~_~;)。
同じような実験を水で行い、その水を凍らして結晶を比較するというのもあるようで、やはり「ありがとう」の水はきれいな結晶を作ったそうです。

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2006年4月23日 (日)

「猫本」

「ねこもと」と読みます。

猫本

作家や漫画家には、何故か(=^・^=)好きが多い。
この真実に気がついた「週刊モーニング」の編集部が実現しました。

人気作家23人による猫を描いたマンガ本!

このブログのサイドバーで紹介しているチーズスイートホームの作者。
先日紹介したとりぱんの作者。
他にも好きな作品として、
天才柳沢教授の生活→飼い猫タマとの話しを今回用に書き下ろし。
猫マンガの老舗、What's Michale?の作者自選ベスト作を掲載。
そしてなんと、萩尾望都さんの作品も。→多分、書き下ろし。

漫画家さんたちがいかに猫を愛しているかが覗ける一冊です。

(もちろん、これだけの作家が集まると、それぞれの作品に好き嫌いがあると思いますが・・・すごく倒錯的なのもあるし^^;)。

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2006年4月13日 (木)

マイブームな本たち

気がつくと2日おきに記事を書いています。意識しているわけではないのですが、2日も放っておくと何かしら書きたくなるようでございます。

もしかして治った? というくらい体調が良くなりました(^・^)。もっとも、「油断するなよ」という声が聞えてきておりますが・・・。

今日はマイブームな本を紹介します。

しばわんこの和のこころ
  柴犬のしばわんこと三毛猫のみけにゃんが、日本の伝統的な習慣や行事を案内してくれます。画像は1巻ですが、2巻、3巻と続いています。
七夕、お月見、歌舞伎、祭り、和菓子、折り紙、お茶、四季折々の味わい・・・なぜその習慣や行事ができたのかも教えてくれます。

最近、「和」に興味を持ち始めています。着付けを習いに行こうかと思っているくらい。この絵本は、本屋で偶然出会ってひとめ惚れ。3冊まとめて衝動買いしてしまいました(^_^;)。
最高にめまっている時に買ったので(笑)、まだ文章は読んでいませんが、イラストを眺めているだけでもほんわかした気持ちになります。

お次はこれ。

とりぱん 1 (1)
 夫が買ってきました。マンガ+エッセイです。
ペットをテーマにしたマンガはあまた存在しますが、このマンガで描かれるペットはなんと、
(あ・でも野鳥観察だからペットとは言わないか)。
作者の庭に訪れる鳥たちの生態や日常を、クールに、しかしおもしろおかしく綴っています。かなり笑えます。めまいと戦いながら、途中でフラフラになりながらも一気に読みました。読み進めたいと思わせてくれる1冊だったのです。
2巻の発売を心待ちにしています。

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